EULAについて、たくさんの人が勘違いしていること

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EULAについて、たくさんの人が勘違いしていること

投稿記事by カーボンファイバー » 2017年3月05日(日) 00:13

(自分へのメモ用を兼ねて)

まずEulaって何?->Eulaとよく呼ばれますが、正確には「MINECRAFT エンド ユーザー ライセンス条項」です。マインクラフトを購入する時に同意したであろう、利用規約のことです。

マインクラフトサーバーで、課金制度を作るのは犯罪だって言われてるけど、マジ?->そもそも違反したところで犯罪ではない。そもそもEula自体は法律じゃないから、いくら違反したところであなたは警察に捕まりませんし、犯罪歴がつくこともない。

Eulaに違反してもいいの?->犯罪ではないことを考えると、別に違反しても致命的な事態には陥りません。しかし、Mojangによってゲームの使用が停止されることがあります。つまり、アカウントが消去されたり、マインクラフトサーバーがMojangのブラックリストに載せられて、プレイヤーがアクセスできないようにされることがあるということです。(ブラックリストに載せられているサーバーへのアクセスを妨害するシステムは、バージョン1.7.2かららしい)
一応https://blocklist.tcpr.ca/にブラックリストが載っているということですが、信用性はイマイチなので、100%の信用をしないでください。
ちなみに違反して行われるであろう最悪のケースは、弁護士呼ばれて民事裁判が行われること。(でも結局要求される内容は同じなんですけどね)

サーバー運営しているんだけど、結局課金作るのはおっけ〜?->場合による。Eulaには「当社の著作物を商業目的で使用する。」「当社の著作物から収益をあげようとする。」ことがダメであると書かれているので、それに違反しないように、商業目的で使用しなければ良いです。しかし、商業目的がNGと言っても、解釈の仕方がいろいろあるので曖昧なんですよね...
確実に違反しないようにするためには、寄付であることを明記するとか、商業目的ではないことを書いておくことが有効でしょう

とおもったわけですが、Mojangのブログ見てると必ずしもそうではないらしいんですよね(https://mojang.com/2014/06/lets-talk-server-monetisation-the-follow-up-qa/)
Q. サーバーへのアクセス料金を請求できますか?
A. はい。許可されています

Q. お金を支払った人にサーバーへの優先アクセス権を与えるのは許可されていますか?
A. はい。しかし優先権の有無にかかわらず、両方のプレイヤーは全ての機能にアクセスできなくてはなりません

Q. ランク機能は許可されていますか?
A. 色付きの名前、プレフィックス(例えば名前の最初に[VIP]と表示する)、帽子などのゲームプレイに直接の影響がないものは許可されています

Q. 寄付の受付は許可されていますか?
A. 大丈夫です。しかし、寄付をしたプレイヤーだけがゲームプレイに影響する機能を受け取るような事は許可されていません

日本語訳したものの中で重要な幾つか
学生なら、IntelliJ IDEA Ultimate EditionとかGit Hub Developer Editionとかの有料サービスがただになるので、試してみてね
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登録日時: 2013年10月20日(日) 12:40

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Re: EULAについて、たくさんの人が勘違いしていること

投稿記事by Dotoo » 2017年5月12日(金) 18:35

気分を害したら申し訳ありません。

カーボンファイバーさんのこの投稿なのですが、カーボンファイバーさん自体が既に「勘違い」をしており、図らずも誤った情報の流布に繋がってしまっています。また、これらの間違った見解が日本のマルチプレイサーバーでは既に「常識」としてまかり通ってしまっており、それが曲解され、例えば私が運用しているサーバーでもプレイヤーが「課金って犯罪なんでしょ?」という短絡的な結論で寄付を受け付ける事そのものを批判している現状があります。ですからこの機会に、これからサーバーを運用していこうと思っている、寄付を募ろうと思っている未来のサーバーオーナーに向けて、あまり日本に文献がない「EULAに即した寄付募集」について改めて整理させて下さい。

尚、本投稿では便宜上、サーバー運営者が寄付を募り、プレイヤー等がそのお金を支払う事を「課金」ないしは「課金する」と表現させて頂きます(本来課金とは、この場合ではサーバーオーナーがプレイヤー等に支払いを課する意味であるため混乱を避ける為です)。

マインクラフトサーバーで、課金制度を作るのは犯罪だって言われてるけど、マジ?->そもそも違反したところで犯罪ではない。そもそもEula自体は法律じゃないから、いくら違反したところであなたは警察に捕まりませんし、犯罪歴がつくこともない。

日本国内ではその通りですが、これは裏を返せばMojangが制定したEULAに違反し、そのEULAに即していない形でMinecraftを通じて利益を得た場合はスゥエーデンの法律で著作権法を盾に損害賠償を請求出来るという事でもあります。ですから日本国内では犯罪ではありませんがMojang ABが置かれているスウェーデンでは立派な親告罪です。但し、日本国内ベースで運営が行われている全てのサーバーを含めても、その規模が小さい為、例えソシャゲ顔負けの課金制度を行ったとしても、Mojang ABにその証拠と英語訳を合わせて提出してやっと気づかれるか気づかれないか程度の物でしょう。

ですから、
Eulaに違反してもいいの?

に対する答えは「何が起こっても自己責任、まぁあり得ないけどもしMojang ABに訴訟を起こされたら金も払える、Japan Minecraft Serversや他のマルチプレイサーバーリストが利用出来なくなっても関係ない」というオーナーなら勝手に頑張ってねという事になります。

次に、
サーバー運営しているんだけど、結局課金作るのはおっけ〜?->場合による。Eulaには「当社の著作物を商業目的で使用する。」「当社の著作物から収益をあげようとする。」ことがダメであると書かれているので、

とありますがここだけを抜き出して「収益をあげたらアウト」と断じるのは非常に大きな誤解を発生させてしまうと思います。

分かりやすい例で言えばHypixelやMineplexは株式会社であり、Minecraftのマルチプレイ環境を提供するwebサービスという形で運営されています。当然ながら、会社という団体は利益を上げるために存在します。「当社の著作物から収益をあげようとする」を文面通り捉えればHypixelやMineplexが「寄付」を受け取っている時点でEULA違反です。ですがHypixelの開発者はMonjangが開催しているカンファレンスなどに出席している程ですから、極秘裏にMojang ABと特別なランセンス契約を結んでいたりするのでなければHypixelの行っている「会社という団体でHypixel Networkを運営し、寄付という形で利益を得ている」事はMojang ABは認めている訳です。

ですから「当社の著作物から収益をあげようとする」事とはMinecraftというソフトウェアと、それに直接関わるファイル(MOD等)を商品として販売ないしはリセールする事が認められていない等、Minecraftというソフトウェアに対するリミテーションと判断できると思います。

最後ですが、
とおもったわけですが、Mojangのブログ見てると必ずしもそうではないらしいんですよね

とありその下に5つの例が挙げられていますが、非常に不十分な説明であると思います。このEULA騒動のフォローアップに書かれた内容はその全てが遵守されるべきものなので、一部を抜粋するのはアンフェアです。

そのフォローアップの抜粋ですが、枠組みとしては
・課金プレイヤーのみがゲームプレイ上有利もしくは不利、ないしは非課金プレイヤーが「遊べない」事を可能にさせる事の禁止
・ソフトカレンシー(サーバー内で使われる仮想通貨。経済プラグインやエメラルド経済など)をハードカレンシー(俗に言うリアルマネー)で販売しない
・ソフトカレンシーでは他プレイヤーとゲーム上で差が付く事等は認められている
・ハードカレンシーの対価としてサーバー運営が「コスメティック」なもの(ゲーム性に何ら影響を及ばさないアイテム)を与える事は認められている
・サーバーの利用料金として対価を得る事はプレイ時間の制限等の有無に関わらず許される
・寄付を行った結果、サーバーに接続している全てのプレイヤーが利益を得られるような事を行うのはコスメティックアイテム以外でも認められている
・例え運営者が「戦士とナイトという職を作った。戦士とナイトはきちんとゲームバランスが取れていて有利不利は無い」と言ってもそれを寄付で与えるのは禁止
といった感じです。裏を返せばこのようにEULAに準じた方法で寄付を受け付ける事はMojang ABが公式見解としてセーフと明言している事になります。

これらを纏めると、Minecraftをクライアントとしてサーバーに接続させる代わりの対価を求める事、コスメティック(見た目等が違う、ゲーム内容に影響を及ぼさないアイテム)を与える事を寄付の特典として受け取る行為は認められているという事になります。

尚、寄付を受け取った場合は日本国でもそれは「収入」と見なされます。ですからオーナーの方が個人的に運用しているサーバーを利用者から寄付という形で運用費を賄っているとしても、この収入は税務署へ報告しなければなりません(と言うか脱税になってしまいます)。またこの収入は、基礎控除からサーバー設備への投資等を上乗せした形で最終的に計算され、税務署はサーバー設備費のうち各パーツに耐用年数を定めていますので、サーバー設備費などに投資した場合はその領収書等も必要となります。余談ですが私が税務署にこの件を問い合わせ、どの程度の額が税金として持って行かれるのかをお聞きした所、「ケースバイケースなので一概には言えないが、通常考えられる額の寄付であるのなら非課税になる可能性も高い。いずれにせよ迷ったら税務署に確認をする事が一番良い。その際は収支を報告出来るようにして欲しい」との事でした。ですので寄付を受け取った場合は収支を明らかに出来るよう、サーバー機器を購入したのであればその領収書などを保存しておく必要もある事を覚えておくといいかもしれません。

今後サーバーオーナーとして寄付を受け付け寄付特典を与えたいが、どのような特典がEULAに準拠したものなのかが不透明であるという方が見えましたら私までPMを頂けたら相談に乗れるかもしれません。

以上です。長文失礼しました。



以下、私Dotooが独自に調べたEULA準拠・非準拠であった寄付特典の例です。

付録1) この寄付特典はEULA準拠

「ロビー」での特定プレイヤーのみが体験できるゲーム内時間や天候変更(但し見た目のみ)。
寄付者が関係するデータベース削除の回避(◯◯ヶ月ログインがないプレイヤーのデータ削除を特例として迂回させる等)。
「ロビー」でflyできるようになる。
ある特定の地点、例えば空飛ぶ島などと名づけられた場所のみで全プレイヤーが一定時間ないし無期限にflyが可能になる。
クリエイティブサーバーで他プレイヤーを「非表示」にする。但し非表示であるが通常通り他プレイヤーがいる地点にブロッックを置けない。
寄付特典者のみが利用できるロビーにログインないしはアクセスさせる(但しテレポート地点等の内容は全て同じ)。
「テストサーバー」参加権。但し同一ネットワーク上やサーバー内からはアクセスは不可、当然だがアイテム等もメインサーバーに持ち込めない。
寄付者のみの専用サーバーアクセス権。専用サーバーへの接続をBungeecord等で行わせはいけない。アイテムやソフトカレンシーのサーバー間移動は不可。
イベントやコンテストの参加権。コンテント優勝者などにアイテムを渡しても構わないがそのアイテムはコスメティックアイテムのみ許可。
「ロビー」内で他のプレイヤーより有利になるアイテムやペット等は許可「されている」。例えばBungeecordでネットワーク構築したサーバーの入り口があり、各サーバーに向かうためのポータルなどに入る際に「馬に乗れて早く走れる」、「空を飛べる」、「ジャンプ高度が他プレイヤーよりも高い」などは全て許可されている。但し意図的にポータル等を高所に制作してアスレチック等をクリアしないと入れないワールドがあり、寄付をした者のみが簡単にアクセスできるなどのアンフェアな場合はこれに該当しない。
クリエイティブモードを使用しているサーバーやネットワークで、寄付を支払った者のみがより広い建築範囲やより多くの建築可能場所を獲得するのは「セーフ」。
AFKキックをしているサーバーが寄付特典としてAFKキック迂回をさせること。
コマンドやアイテムを使用するとサーバー全てのプレイヤーが一定時間ないしは無期限にアイテムや経験値などを獲得する倍率が上がるもの。
コスメティックアイテムを寄付特典として与える事。これを利用してソフトカレンシーを間接的に寄付者が得る事も許される。
コスメティックでないものを寄付特典として配るが、その際にサーバーに参加している全員がその寄付特典を受け取る事ができる事。この「参加している全員」とはサーバーに「寄付があった瞬間までに参加した事があるプレイヤー」、「寄付があった瞬間に接続していたプレイヤー」、「寄付があった瞬間とそれ以降永久」など、期間は問われない。


付録2) この寄付特典はEULA非準拠

クラフトテーブルやエンチェスないしは独自実装のエンチェス、エンチャント台、金床等をコマンド等でいつでも開けるなど、「携帯」させる事。
「ロビー」での全プレイヤーのゲーム内時間や天候を寄付特典を受け取った者が変更出来てしまう仕組み。
自分のインベントリを全部削除する権限を与える事。
自分を自殺させるコマンドやアイテム。
寄付特典としてワープ地点を追加で作成させる権限(サーバー全員がアクセス出来ても自宅に敷設されれば実質的にそのプレイヤーのみが利用出来る状態になるため許されない)。
/sethomeコマンドなどのセーブ地点を寄付特典として追加で与える事。
/backコマンド使用権(最後のテレポート地点に戻る事ができるような物)。
他プレイヤーのアイテムを覗き見ることが出来る権限。但しクリエイティブモードサーバーの場合はこれはEULA準拠である。
「コンパス」や座標表示によって他プレイヤーの居場所を知ることができる権限。これに関してはプレイヤー間の距離は問わず全てEULA非準拠。
オリジナルレシピなどを実装し、そのレシピの制作方法をwiki等に載せているがゲーム内でも寄付特典として表示する事(wikiの深い階層等に非常に分かりにくく記述する事が出来るため)。
岩盤やバリアーブロックを寄付特典として与える事(クリエイティブサーバーでもそうなのかは不明)。
WorldEditの使用権(サバイバル・クリエイティブ両者とも)。
コスメティックでない、ゲーム自体に影響を与えるアイテムをサーバーのどこかにアイテムそのものやチェスト等を通じてスポーンさせて全プレイヤーが入手できる状態にする事(つまりエアパッケージなどと称して寄付者の目の前にアイテムをスポーンさせてしまえば強力なアイテムをそのプレイヤーのみに与えることが可能になり、実質EULAを迂回出来てしまうため)。
掘ったブロックを自動で「売る」事ができる仕組みを利用する権限。
掘ったブロックを自動で圧縮する事ができる仕組みを利用する権限(ダイヤを9個手に入れたらダイヤブロック1個に自動でクラフトされる等)。
ハードコアモードのサーバーや「残機」制をとっているサーバーが、ハードコアでのデスによるBANの迂回や残機の増加を寄付特典として与える事。
BAN撤回を販売する事(Mojangはこれに非常に厳しく、即日ブラックリスト入りしたサーバーも存在する)。
BAN撤回に限らず、サーバーが「処罰」と定めているルールを破った者の処罰撤回を特典とする事。
ロビーでのfly使用権を与えたが、その結果ロビーの外に出られたり等によって何らかのアドバンテージを与えてしまう結果にする事。
WorldEditの//schemコマンド使用権。クリエイティブでもサバイバルでも、どんなサーバーでも非許可。
死亡時のアイテムロストを防止する権限。どんなゲームモードでも、どんなスタイルのサーバーでも非許可。
寄付者に対して「特別な回線」を使用したサーバーに接続させるなど、帯域制限を利用した寄付特典全て。
イベントやコンテストの参加権を与えたが、賞品が見た目のみでなくゲームに何らかの影響を与えるアイテム等である事。
コスメティック以外の全てのアイテムや通貨、権限等を与える事。プレイ時間やソフトカレンシーによって将来的に得られる物でも、いくらバランスが取れていようと全て非許可。
ロビー以外で何かに騎乗させる事。これは馬であっても羊であってもコウモリや矢、どんな物であってもEULA非準拠。例え騎乗によって不便になるとしても許されていない。
本来空を飛べる動物へとプレイヤーを変身させる事(実際に飛行可能であるかないかに関わらず一律不可能)。
UPDパケットを送信し続けプレイヤーのインターネット環境を意図的に阻害、その行為の撤回を行う事(当たり前過ぎるが実際に質問がありMojangが答えている)。
TF2やCSGOのように「箱」をプレイヤーに与え、「カギ」を売り、箱を開ける事によってゲームが有利ないしは不利になるアイテムを得させる事。
ボス戦を実装、サーバー全員で戦わせる事。


付録3) 備考

寄付特典に対しての金額は全てオーナーの裁量に任されている。仮に100万円のスティーブの頭を寄付特典として売っても問題はない。
寄付を受け取る際にはMojangのEULAに準拠するのみでなく、住んでいる地域の法にも留意する事。Mojangは国ごとの法の違いに関与せず、寄付を受け取った際のトラブルにも関わらない。
全てのMojangのプロダクトであるMinecraftをクライアントとして動作するサーバーにはMojangがコントロールするブラックリストシステムが組み込まれており、MojangはEULAに従わない寄付特典を与えるサーバーをブラックリストに登録する事が出来る。ブラックリストに登録されたサーバーは正規クライアントでの接続が不可能となる。サーバーがオフラインモードで稼働していてもこの機能はクライアント側制御であるため、このブラックリストの迂回は不可能。ブラックリストの撤回はなく、期限は一律で無期限。ブラックリストを受けたサーバーは事実上公開サーバーとしては運用が不可能となる。
アバター
Dotoo
ID:b992da2f
金掘り
 
記事: 446
登録日時: 2012年11月21日(水) 15:20

  • (PostNo.309136)

Re: EULAについて、たくさんの人が勘違いしていること

投稿記事by aroha777 » 2017年10月14日(土) 12:02

サーバー運営やその他マイクラを利用して利益をあげることに関してはこちらのページにどこまでが良くてどこまでがダメなのかしっかり明記されています。こちらを確認してください。
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